H様邸のお宅では、廊下と洗面所、トイレの床の高さがそれぞれ違い、段差が2段ありました。

毎日トイレを行き来する際に、入口18cmある段差で転倒する不安があり、

家族の助けがなければ1人で歩いて行くのは困難な状況でした。

今回のメインのご依頼は、1番高い位置にある廊下に合わせ、

トイレと洗面所の床を上げるバリアフリー工事です。

〈施工ポイント〉

①廊下に合わせ、トイレ・洗面所の床を18cm上げフラットな状態へ。

②トイレの開き扉を撤去し、代わりに目隠しでロールスクリーンを取付しました。

　ロールスクローンの生地は『遮光1級』のものを。

　プライバシーの配慮と便器の自動開閉センサーが反応しないようになりました。

③開口を広げるために、トイレの開き扉の枠も撤去。

 　壁に伝い歩きできるようになり、より使いやすくなりました。

④便器は自動開閉機能付きの『パナソニックS160　タイプ1』に取り替え。

　立ち上がり・移動・便座へ座るなどいくつもの連続した動作が必要なトイレで

　なるべく動作負担が軽減できるように、

　「オート開閉」、「自動でフタが閉ってから洗浄（クローズ洗浄）」があるものご提案しました。